フォーラム当日の様子

HOME > フォーラム当日の様子

メイン会場の様子

開会挨拶

天候にも恵まれ、約500名の参加者がいらっしゃいました。
ありがとうございました。
講演に先立ち、文部科学省生涯学習局男女共同参画課長 髙口 務氏(左)、岐阜県教育長 松川禮子氏(中央)、岐阜女子大学長 後藤忠彦氏(右)による開会挨拶が行われました。

講演会が始まる直前の会場の様子です(左)。
用意した席は満席となり会場外のホール(右)にて、モニターと音声で講演を聞かれた方も多数いらっしゃいました。

基調講演

「脳の働きと朝ごはん」の演題で、東北大学教授 川島隆太氏の講演が始まりました。最初の話題は、生活習慣と脳の発達についての話題で、脳を元気にするには、ブドウ糖と質のよい睡眠を取ることが重要だと話されました。「睡眠のリズムと学力との相関」も出ており、正常な睡眠のリズムは脳の発達に有効であることを強調されました。
次に、朝食の大切さについて話されました。「欠食率と学力、仕事のやる気との相関がある」というデータを示され、ブドウ糖だけでなく、リジン(アミノ酸)も同時に摂取しないと意味がないことを話されました。
次に、脳を鍛えるための方法の提案がなされました。脳を鍛えるには、大脳のうち、特に前頭葉を働かせるのが有効であり、食事の手伝いや調理作業など、親子の共同作業、特に母親との交流が大切であると話されました。幼少期に母親と一緒に調理することの大切さを、「食事の手伝い経験、親子でおやつ作りの経験やホットケーキ作り経験の有無」が「大人になってからの主観的幸福度」に影響を及ぼすというアンケート結果を踏まえて説明されました。

 

シンポジウム「生活リズムと朝ごはん」

講演に続きシンポジウムが行われました
(参加者約500名)。

「生活リズムと食事バランス」
(社)日本栄養士会副会長 清水 瑠美子氏

福井県の事例をもとに、早寝早起き朝ごはんを実施している子どもの学力、体力は全国でも上位であることが示された。さらに、今後は朝食を摂ることではなく、食事バランスガイドを活用しながら、何をどれだけ摂るとよいのかを教育をすることが推奨されると発言されました。

「親子で取り組む学童期からの生活習慣改善への支援-学校・地域・医療機関の連携-」
あいち小児保健医療総合センター保健センター主査 小田 京子氏

愛知県での学童の検診の見直しと小児期メタボリックシンドロームの保健指導の支援の取り組みについて紹介された。 学童の健診を朝食前に実施し、健診後に教室で朝ごはんを摂る様子や食品カードを使っての食品選びの指導の様子などが示されました。

「学校・家庭が連携した食育の実践-自らの食を考え、主体的に学び実践する子-」
愛知県犬山市立東小学校栄養教諭 倉橋 伸子氏

犬山市立東小学校の事例を栄養教諭の立場から紹介された。
学年ごとに設定されたテーマをもとに食育カリキュラムを作成し、家庭における親子でのチャレンジ・クッキングの実践や地域での農体験を通した活動の様子が示されました。

「みんなそろって朝食を!」
岐阜県教育委員会スポーツ健康課教育主管 堀部 マサ氏

「食」とは「人」を「良」くするものである。「知育」、「徳育」、「体育」とならび「食育」は重要な要素であり、「生きる力」を身につけるために必要であるが、孤食が増え、家庭で食育をする機会が減ってきている。平行して自分の夢や目標が持てない、自身の良いところがわからない、先生や親を尊敬できないと思う子どもたちが増えているという結果が示された。先に行われた川島先生のご講演でも示されたが、朝食を摂らない子どもの学力低下が懸念されることからも岐阜県では朝食欠食0%を目指した「朝食を見直す『プラス1』の工夫を」の取り組みが紹介されました。

助言者 東北大学教授 川島 隆太氏

シンポジストの発言後、基調講演でご講演いただいた川島先生から、脳を活発に働かせるためにも朝食を摂ることだけではなく、食事の内容についても重要であるため、今後さらに発展させていただくよう助言いただきました。

シンポジストの発言および川島先生にご助言いただいたのち、各分野の先生方に望むことなどを各シンポジストから時間を超過するほど熱心にご発言いただきました。



 
「早寝早起き朝ごはん」キャラバン隊